イルカ&クジラ救援プロジェクト

イルカ&クジラ救援プロジェクト
について...


イルカ&クジラ救援プロジェクトはTV「わんぱくフリッパー」で有名なイルカの調教師で
のちに「ドルフィン・プロジェクト」を創設したリチャード・オバリー氏に賛同し名付けられたグループです。
生命と、人間と鯨類や自然が楽しく共存できる環境を考えています。


 沖縄 八重山周辺海域において、主に鯨類がストランディング(座礁)や、サンゴ礁海域等に迷い込んだ
場合に救援する目的で、沖縄県石垣を
拠点として2000年5月に発足した民間ボランティアグループです。


 八重山周辺海域では、主として4月初旬〜6月頃、鯨類がさらに南の海域で繁殖や子育てを
終え、北の海域に向かって北上して行く姿が見掛け
られます。
また、それ以外にも春から秋にかけ通過(北上)していくのが見掛けられます。

その途中、シケの為や補食,病気のために浅い海域に近づきすぎたり、天敵であるサメやシャチに
驚いて、座礁やサンゴ礁の浅い海域に閉じこめ
られてしまうということ
が起きています。

 今までは、そういった状態でいる彼らを見つけても、救助する為の情報や人手がなかったり、どこに連絡をすればよいのかわからないというのが
現状でした。

その為、発見された方が鯨類を海に帰したくとも帰せなかったり、適切な措置をとることが出来ないというような問題が起きていました。

 私たちは、そのような状態におちいった鯨類の救助、救援をしたいと考え、このプロジェクトを発足させました。
 とはいえども、私たちが「実際の救援行動をすることがない」ということが一番望ましいことと考えているのですが。。。


 私たちが活動しなければならないようになった場合、私たちの持てる力と知識を活用し、並びに関係機関の方々と共に協力し、救援したいと考え
ています。



 このプロジェクトは、研究を目的とするものではなく、
鯨類などの野生生物に私たちの救いが
必要と考えられる場合、手助けをするということが目的のグループです。

それとともに、周辺海域を通過する種類や頭数の調査も含めてデーターを収集し、将来的に、
人間と共存する上で、また私たちが自然に親しむ
ための観光等の有用性や可能性を見出していければとも考えています。

日本はもとより、世界中に命の大切さや思いやりの精神、自然を大事にする心が広がり(戻り)、また、私たちのグループと同様な組織が広がることを
期待し祈っています。

イルカ&クジラ救援プロジェクト 代表