全と環境のために 海の知識を持って十分に楽しもう!

サンゴは動物です近くで観察してみましょう!

サンゴってどんなもの
サンゴはクラゲやイソギンチャクと同じ刺胞細胞(主に捕食のために毒を持つ針を発射し,獲物を捕らえることができる細胞)を持つ動物です。
枝やテーブル、丸い形をしたサンゴは、表面に見える小さな穴の中に住んでいます。サンゴ虫は主に夜行性で、夜間や昼間でも潮流があると、プランクトンなどを捕食するために毒の針を持つ触手をその穴の中から出しています。

 サンゴ虫は植物と同じように、昼間、光合成をして二酸化炭素を吸収し酸素を放出しています。(光合成は体の中に共生する褐虫藻が行い、サンゴ虫は作られた栄養をもらいます)
その為、サンゴ礁のある場所では酸素の含有量が多く、いろいろな生物が多く棲んでいます。
 外洋では魚をほとんど見掛けないのに、サンゴ礁域では驚くほど多くの魚や、そのほかの生物が住んでいます。(エサが豊富、隠れる所がたくさんあるなどの理由もあります)

枝状サンゴとデバスズメダイ
サンゴの家
 サンゴ(虫)の家となる骨格は、海水の中に溶けこんでいる炭酸カルシウム(石灰)をとりこんで作られます。
私たちの骨格は体の中にあり見えませんが、サンゴは体の外に骨格を作ります。
その家は、けっこうもろく、簡単に折れたり壊れたりするので、むやみに踏みつけたり、蹴ったりしないように気を付けましょう。
また、足を傷つける危険があります。サンゴ礁を歩く時は十分に注意しましょう。

見掛けた魚を図鑑で見てみよう
 サンゴ礁に住んでいる魚の多くは色彩豊かで特徴がはっきりしていています。特徴をおぼえておいて、見掛けた魚を図鑑で探してみよう!(最初は憶えやすいものから。形、模様、色で憶えましょう)

クマノミとイソギンチャク
探してみよう!
 泳いでいる魚たちは何を食べているのか見てみましょう。
海藻、プランクトンや虫など、魚によっていろいろなものを食べています。
なかにはサンゴを食べている魚もいますよ!
(多くの魚は、真夏・真冬はあまり捕食しません。朝夕や潮の干満時に良く見掛けられます)

 むやみに私たちが食べている物を魚たちに与えないようにしましょう。
 (人間が食べる物の中には、彼らにとっては害になるものもあります。
  また、食品添加物は魚にとって量的にも、かなり危険)

泳がなくても...
 砂地や岩、サンゴの表面にもいろんな生物が住んでいますよ。
あまりあっちこっち泳ぎ回らずに、水中眼鏡を付け、水面に静止して岩やサンゴの表面、砂地の海底などを探してみまょう。かわいいハゼやエビの仲間、カエルウオ、ウミウシなどがきっと見つかりますよ。
魚の図鑑 http://channel.goo.ne.jp/pet/zukan/fish/index.html

ウミウシ

【 注 意 】
○ゴミは、必ずゴミ箱に捨てるか、持ち帰りましょう。
 特に、ビニールやプラスチックのゴミは、間違って食べた魚類や鳥類、カメ、マンタ、サメ、クジラ類をも死なせてしまいます。
○サンゴは強い毒を持つ仲間がいます。直接、肌に触れないようにしましょう。
○岩の表面などにも毒を持つ生物がいますので、むやみに触れないようにしましょう。
○海でケガをしたら、すぐに陸に上がり、きれいな流水か消毒液等で洗い流しましょう。
○シュノーケルは経験者の指導を受け、浅いところで十分練習し、熟知してから使用しましょう。
危険な生物
ハブクラゲ オニダルマオコゼ ミノカサゴ イソギンチャクの仲間

余裕を持って..
体調のすぐれないときや、心臓等に疾患のある方は、必ず余裕を持って無理をせずに遊びましょう!
アルコールを飲みながらはもってのほか!飲食後は必ずしばらく休んでから!

ケガに注意
海では肌がふやけていますので、ケガをしやすくなります。しかも、サンゴ礁域の岩やサンゴは尖っていたり、ゴツゴツしていて肌が少し触れるだけでもケガをしてしまいます。裸足や底の薄いサンダル等では必ずと言っていいほどケガをします。少しのケガでも、必ずすぐに海から上がり、患部をきれいな流水で洗い消毒をしましょう。

クラゲやオコゼ類等に刺されたら、近くの人に救助を求め、すぐに119(救急)に電話して治療法等を聞きましょう。
何に刺されたかわからない場合でも痛みを感じたら、すぐに海から上がり救助を求めましょう。

焦らないで...
○泳いでいると、急な運動や冷えから足や指がつりやすくなります。足がつった場合は、そのまま慌てずに浅い場所に移動しましょう。
シュノーケルを付けている場合は、立てない場所でも大丈夫。動かずに立ち泳ぎの状態でうつむいて顔を水中に浸けると、シュノーケルの先は空気中に出ているので、普通に呼吸が出来ます。慌てないで、足ヒレの先を体のほうに何度も引張りましょう。
(足がつる状態まで泳ぐのは体が無理をしている状態です。無理をしないように楽しみましょうね!)

○希に、潮の流れが速く、泳いで陸に戻れないことがあります。(潮の干満と地形により陸からどんどん流されて行くことがあります)出来るだけ流れのない場所、安全な場所、潮流のない時間帯に泳ぎましょう。もしその様な状態(離岸流)に出くわしたら、しばらく陸と平行(流れに対し直角)に泳ぎ、流れが弱くなった場所から浜に戻りましょう。 ダイビング時は水面移動ではなく、潜ると離岸流は弱くなります。

魚たちは人間を恐がっています
○ウミヘビもこちらから何もしない限り決して人を襲いません。見掛けても追いかけたり触らないで、ゆっくりその場から離れましょう。ウミヘビに似た(擬態した)ナマコもいます。間違えないでね!
○ジッとしていると突っついたり、噛んでくる小さな魚がいますが、その場所から離れると大丈夫。
 追いかけてはきませんよ!(魚などの体の汚れや寄生虫を取りにくる魚、時期により卵や稚魚を守るために縄張りをもつ魚などがいます)

=== イルカ&クジラ救援プロジェクト ===

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